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Webサイトの離脱率を下げる方法とは?原因とすぐに実践できる改善策を解説

広告やSEOで集客はできているのに、サイトに来訪したユーザーがすぐに離れてしまう。アクセス解析を見るたびに、離脱率の高さが気になっているマーケティング担当者は少なくありません。新たに広告費をかけることなく、既存の流入から成果を伸ばせる点で、Webサイトの離脱率を下げる取り組みは費用対効果の高い施策といえます。

離脱率は、サイトのどこにユーザーの不満や迷いがあるのかを映す指標です。原因を正しく把握し、適切な対策を講じることで、新たに広告費をかけなくても、既存の流入からより多くの成果を引き出せるようになります。

特に、問い合わせや資料請求の直前で離脱されている場合、そこには具体的でわかりやすい改善の余地が眠っていることも少なくありません。改善は一度で完成するものではなく、データにもとづいて優先順位をつけながら、段階的に取り組んでいくことが成果につながります。

この記事では、離脱率の基本的な考え方から、離脱率が高くなる原因、確認方法、ページタイプ別の優先順位、具体的な改善方法、取り組む際の注意点までを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.Webサイトの離脱率とは
  2. 2.Webサイトの離脱率が高くなる主な原因
  3. 3.Webサイトの離脱率を確認する方法
  4. 4.Webサイトの離脱率を下げる優先順位(ページタイプ別)
  5. 5.Webサイトの離脱率を下げる改善方法
  6. 6.Webサイトの離脱率を下げる際の注意点
  7. 7.Webサイトの離脱率に関するよくある質問
  8. 8.インタラクティブな動画でLPの先の商談を最適化する
  9. 9.まとめ

Webサイトの離脱率とは

まずは離脱率の定義と、似た指標である直帰率との違いを整理します。

離脱率と直帰率の違い

離脱率とは、あるページを閲覧したユーザーのうち、そのページを最後にサイトから離れた割合を指します。サイト内を回遊した末に離脱した場合も含まれる点が特徴です。

一方、直帰率は、1ページだけを見てほかのページに遷移せずにサイトを離れた割合を指します。似た指標ですが、直帰率が「入口ページで見切りをつけられたか」を示すのに対し、離脱率は「サイト内のどのページで離脱が集中しているか」を示すという違いがあります。

両者を混同したまま改善策を検討すると、対応すべきページを見誤ってしまうこともあるため、まずはこの違いを正しく理解しておくことが出発点になります。

離脱率の目安

離脱率は業界やページの種類、季節性によって大きく変動するため、一律の目安を当てはめるのは難しいものです。

例えば、ブログ記事やFAQページのように、ユーザーが情報を得て満足して離れるページでは、離脱率が高くても必ずしも問題があるとは限りません。一方で、購入や問い合わせに直結するフォームページやカートページで離脱率が突出して高い場合は、明確な改善余地があるサインといえます。まずは自社サイト内でページの種類ごとに離脱率を比較し、相対的に高いページ、かつコンバージョンに近いページから優先的に見直すのが現実的なアプローチです。

また、他社や業界平均との比較よりも、自社サイトの過去の数値と比較して変化を追うほうが、施策の効果を判断するうえでは実用的です。

Webサイトの離脱率が高くなる主な原因

改善方法を検討する前に、離脱率がなぜ高くなるのかを整理しておきましょう。

ユーザーの期待と内容にズレがある

検索結果や広告のタイトル・訴求と、実際にページを開いたときの内容が一致していないと、ユーザーは「求めていた情報ではない」と感じてすぐに離脱してしまいます。

特に、広告文やタイトルで訴求した内容が本文の奥のほうにしか書かれていない場合、ユーザーはそこまでたどり着く前に離れてしまいます。

ページの表示速度が遅い

画像の重さやサーバーの応答速度によってページの表示に時間がかかると、内容を見る前に離脱されてしまいます。

特にモバイル回線でのアクセスでは、表示速度の影響がより顕著に表れ、表示に時間がかかるほど離脱のリスクが高まるとされています。

次に何をすればよいかがわかりにくい

ページを読み終えたユーザーに対して、次に取るべき行動(問い合わせる、資料を見る、購入するなど)が明確に示されていないと、そのままサイトを離れてしまいます。

ボタンが目立たない、あるいは複数の選択肢が並んでいて何を選べばよいか迷う場合も、同様に離脱につながります。

フォームの入力が負担になっている

問い合わせや資料請求のフォームにたどり着いても、入力項目が多い、エラー表示がわかりにくいといった負担があると、そこで離脱が発生します。

特にBtoBサイトでは、フォームに到達した見込み客の多くが実際には入力を完了せずに離脱しているケースも珍しくありません。

信頼できる情報が不足している

運営者情報や実績、お客様の声といった、サイトへの信頼につながる情報が不足していると、購入や問い合わせの直前で不安を感じて離脱するケースがあります。

特に、個人情報や決済情報の入力を求める場面では、この傾向がより強く表れます。

ページ内で情報が探しにくい

見出しの構成がわかりにくい、目次がない、関連情報へのリンクが整理されていないといった、ナビゲーション面の課題も離脱につながります。

特に情報量の多いページでは、ユーザーが自分の知りたい部分にたどり着けず、途中で読むのをやめてしまうことがあります。

Webサイトの離脱率を確認する方法

改善に取り組む前に、まずは自社サイトのどこで離脱が起きているのかを正確に把握することが欠かせません。

GA4でページごとの離脱状況を確認する

GA4では、ページごとの離脱数やエンゲージメント率を確認できます。

まずは全体の中で相対的に離脱率が高いページを洗い出し、その中でもコンバージョンに近いページ(フォーム、カート、料金ページなど)を優先的に確認するとよいでしょう。

あわせて、離脱直前にユーザーがどのページから遷移してきたかも確認すると、特定の流入経路や広告文と実際のページ内容にズレがないかを検証する手がかりになります。なお、こうした数値は日々変動するため、一時的な増減に一喜一憂せず、ある程度の期間でならして傾向を見ることも大切です。

ヒートマップツールで行動を可視化する

ヒートマップツールを使うと、ユーザーがページのどのあたりまでスクロールしたか、どこをクリックしたかを視覚的に確認できます。

数値としての離脱率だけでなく、実際にユーザーがどこで読むのをやめているのかを把握することで、改善すべき箇所をより具体的に特定できます。

Webサイトの離脱率を下げる優先順位(ページタイプ別)

サイト内のすべてのページを一律に見直すのではなく、ページの役割ごとに優先順位をつけて対応することで、限られたリソースでも効果的に改善を進められます。

段階

主なページの種類

優先的に見るべきポイント

コンバージョンに直結

フォーム・カートページ・料金ページ

入力負担・信頼性・表示速度

検討を後押しする

サービス・商品詳細ページ

次のアクションの明確さ・情報の探しやすさ

認知・比較段階

TOPページ・比較ページ

ファーストビューでの期待との一致

情報収集段階

ブログ・コラム・FAQページ

内部リンクによる関連情報への導線

例えば、フォームページの離脱率が高い場合はフォームの入力負担から、TOPページの離脱率が高い場合はファーストビューの見直しから着手するというように、ページの役割に応じて優先すべき施策の方向性も変わってきます。

Webサイトの離脱率を下げる改善方法

原因と確認方法を踏まえたうえで、実際に取り組める改善方法を紹介します。

改善は思いつきで進めるのではなく、まずデータで現状を把握し、優先順位をつけて実施し、効果を検証して次につなげるという流れを意識すると、限られたリソースでも成果を出しやすくなります。

ファーストビューで期待に応える

ページを開いた直後に見える範囲(ファーストビュー)に、ユーザーが求めている情報の要点を示すことが基本です。

タイトルや広告文と本文の内容を一致させ、「このページに求めていた情報がある」と瞬時に伝わる構成にすることで、早期離脱を防ぎやすくなります。見出しや冒頭の数行だけを読んでも、ページの要点が伝わるかどうかを、公開前に一度チェックしてみるとよいでしょう。

表示速度を改善する

画像を軽量な形式に圧縮する、不要なスクリプトを減らす、キャッシュを活用するといった対応により、表示速度を改善できます。

特にモバイル表示での速度は、離脱率に直結しやすいポイントです。定期的にページ速度の計測ツールでボトルネックを確認し、影響の大きい箇所から優先順位をつけて改善するとよいでしょう。

モバイル表示を最適化する

スマートフォンでの閲覧が中心のサイトでは、文字サイズが小さい、ボタンが密集していてタップしにくいといった表示上の課題が離脱につながることがあります。

PC画面をそのまま縮小しただけの表示になっていないか、実際にスマートフォンから閲覧し、文字の大きさやボタンの押しやすさを確認しておくとよいでしょう。

次のアクションを明確に示す

ページの内容を読み終えたユーザーが迷わず次の行動に移れるよう、ボタンやリンクの文言・デザインをわかりやすくします。

「詳しく見る」よりも「資料をダウンロードする」のように、次に何が起きるかが具体的にわかる文言にすることで、離脱防止とコンバージョン率の改善を同時に狙えます。ページ内に複数のボタンを設置する場合も、優先してほしい行動が一目でわかるよう、デザインに強弱をつけることが大切です。

フォームの入力負担を減らす

入力項目を必要最小限に絞り込む、入力補助機能でエラーをリアルタイムに知らせるなど、フォーム自体の使い勝手を改善することも有効です。

フォーム改善の具体的な方法については、EFO(入力フォーム最適化)として別途詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。フォームは離脱率の中でも特に改善効果が数値に表れやすい箇所のため、優先的に着手する価値があります。

信頼を高める情報を追加する

運営会社の情報、導入実績、お客様の声、プライバシーポリシーへのリンクなど、サイトへの信頼感を高める要素を適切な位置に配置します。

特に個人情報の入力を伴うページでは、こうした情報の有無が離脱率に大きく影響するため、フォームの近くに配置することも効果的です。

また、記事や解説ページであれば、執筆者情報や一次情報への言及など、専門性や信頼性が伝わる構成にすることも、離脱を防ぐうえで効果的です。読み進めるうちに「この情報は信頼できる」と感じてもらえるかどうかが、最後まで読んでもらえるかを左右します。

内部リンクで関連情報への導線をつくる

ユーザーが今見ているページだけで疑問が解決しない場合、関連する記事やFAQへの導線がないと、そのままサイトを離れてしまいます。

関連性の高いページへの内部リンクをわかりやすく設置することで、サイト内の回遊を促し、離脱率の改善につなげられます。カテゴリページや目次からの導線を整理することも、あわせて検討するとよいでしょう。

ナビゲーションと目次を整理する

情報量の多いページでは、冒頭に目次を設置し、見出し構成を整理することで、ユーザーが知りたい部分に素早くたどり着けるようになります。

読みたい情報が見つからずに離脱するケースを減らすうえで、地味ながら効果の出やすい施策です。

ABテストで比較検証する

改善案が複数考えられる場合は、いきなり本番に反映するのではなく、ABテストで実際の効果を比較検証する方法もあります。

感覚だけで「良さそう」と判断するのではなく、実際のユーザーの反応にもとづいて改善を進めることで、狙った効果をより確実に得やすくなります。

離脱が集中しているページを特定して優先対応する

すべてのページを一度に改善しようとすると、労力に対して効果が分散してしまいます。

GA4やヒートマップツールを使って、離脱率が突出して高いページを特定し、優先順位をつけて対応することが効率的です。

Webサイトの離脱率を下げる際の注意点

改善を進めるうえで、押さえておきたい注意点もあります。

単体の施策ではなく組み合わせで考える

離脱率が高くなる原因は一つとは限りません。

表示速度だけ改善しても、フォームに課題が残っていれば効果は限定的です。ユーザーがサイトを訪れてから目的を達成するまでの流れ全体を俯瞰し、複数の施策を組み合わせて取り組むことが重要です。

定量データと定性的な視点の両方を見る

離脱率などの数値データだけでなく、実際にユーザーがどこで迷っているのかをヒートマップや行動観察といった定性的な視点からも確認すると、数値だけでは見えない課題に気づきやすくなります。

改善前後の効果を必ず検証する

施策を実施したら、離脱率がどう変化したかを必ず確認しましょう。

効果が見られない場合は、原因の見立てそのものを見直し、次の施策につなげることが大切です。

ページの目的に合わない改善をしない

離脱率を下げることだけを目的にすると、本来ユーザーに読んでほしい情報を削ってしまうなど、本末転倒な改善になることがあります。

あくまでコンバージョンや顧客体験の向上につながる改善かどうかを基準に判断することが大切です。また、離脱率の改善に取り組む際は、自社サイトの規模や体制に応じて、社内で対応できる範囲とツールの力を借りるべき範囲を切り分けて考えることも大切です。

表示速度やナビゲーションの改善はエンジニアの協力が必要になる一方、ファーストビューの見直しや信頼性を高める情報の追加は、マーケティング担当者だけでも着手しやすい施策です。

Webサイトの離脱率に関するよくある質問

ここでは、離脱率の改善を検討する際によく寄せられる質問について、Q&A形式でまとめました。

Q. 離脱率が高いページは必ず改善すべきですか?

必ずしもそうとは限りません。

例えば、FAQページやブログ記事のように、ユーザーが目的の情報を得て満足して離脱している場合は、離脱率が高くても問題があるとは言えません。一方で、フォームやカートページなど、コンバージョンに直結するページでの離脱率が高い場合は、優先的に改善を検討すべきです。

Q. 離脱率とコンバージョン率はどちらを優先して見るべきですか?

最終的に重視すべきはコンバージョン率ですが、離脱率はその過程で「どこにボトルネックがあるか」を特定するための手がかりになります。

コンバージョン率が伸び悩んでいる場合、離脱率が高いページから順に確認すると、改善すべき箇所を絞り込みやすくなります。

Q. 離脱率を下げれば必ずコンバージョン率も上がりますか?

直接的に連動するとは限りません。離脱率の改善はユーザーの不満や迷いを取り除くための土台づくりであり、そのうえでコンバージョンにつながる訴求や導線を整えることで、初めて成果に結びつきやすくなります。

Q. 改善の効果はどのくらいの期間で確認できますか?

施策の内容やアクセス数によって差はありますが、表示速度の改善など比較的シンプルな施策であれば、数週間程度のデータでも変化が見え始めることがあります。

ただし、季節要因やキャンペーンの影響を受けることもあるため、ある程度の期間を見て判断することが望ましいです。

Q. 離脱率の改善は誰が担当すべきですか?

表示速度やフォームの改善にはエンジニアの協力が必要になる場合もありますが、ファーストビューの見直しや次のアクションの明確化など、マーケティング担当者だけで着手できる施策も多くあります。

まずは自社で対応できる範囲から着手し、専門的な改修が必要な部分は段階的に協力を仰ぐ進め方でも十分です。

インタラクティブな動画でLPの先の商談を最適化する

LPOでCVRを改善し、リードを獲得できたとしても、その後の商談プロセスに課題が残っていれば成果にはつながりません。「リードは増えたが商談化しない」「初回商談の質がばらつく」といった状況は、接触前に顧客の情報をどれだけ把握できているかによって大きく変わります。

こうした課題に対するアプローチのひとつとして、動画とWebの仕組みを組み合わせたインタラクティブなコンテンツを活用する方法があります。

例えばCEOクローンは、LP上に埋め込んだ動画の視聴中にヒアリングが自動で行われ、その回答結果に応じて顧客ごとに最適化された情報が提示される仕組みです。

視聴者の反応はすべてデータとして蓄積されるため、接触前の段階で顧客の興味関心や温度感を把握することができます。営業担当者はその情報をもとにアプローチできるため、初回商談の準備精度が上がり、無駄な商談を減らすことにもつながります。

離脱率の改善と合わせてこうした仕組みを取り入れることで、リード獲得後の商談の質を高め、商談化率や受注率の向上にもつなげることができます。


まとめ

離脱率の改善は、ファーストビューの見直しから表示速度・モバイル表示の改善、フォームの使い勝手向上、信頼性を高める情報の追加、ナビゲーションの整理まで、幅広い視点から取り組める施策です。


すべてのページを一律に改善しようとせず、GA4やヒートマップツールで離脱が集中しているページを特定し、ページタイプごとの優先順位をつけて対応することが成果への近道です。Webサイトの離脱率を下げるための取り組みは、広告費を増やさずに成果を最大化するための土台づくりでもあります。


また、離脱率を改善してリードを獲得できたとしても、その先の商談プロセスまで含めた全体設計の視点も重要です。


動画とインタラクティブな仕組みを組み合わせて、事前ヒアリングや興味データの可視化を実現するCEOクローンのようなサービスを取り入れることで、離脱率改善から商談の質向上までを同時に進めることができます。


CEOクローンの具体的な仕組みや活用シーンについては、こちらからご確認いただけます。


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